2024年に始まった新NISAですが、多くの方が「どの投資信託を選択したらいいのだろう?」とお悩みかと思います。
今回は長期で保有し、かつ積立設定をしてしまったらほったからしで運用できるのに適している投資信託を10個ご紹介します。
あなたの銘柄選定にお役立てください。
目次
1. 新NISAとは?
新NISAは、2024年から開始される新しい投資制度で、株式や投資信託の利益が非課税となります。個人投資家にとって、長期的な資産形成を支援するための制度であり、年間投資枠の増加や生涯投資枠の設定が特徴です。
2. 長期ほったらかし積立のメリット
長期ほったらかし積立は、投資信託を長期間放置することで得られる利益を最大化する方法です。以下のようなメリットがあります。
- 複利効果を最大限に活用できる
- 市場の短期的な変動に左右されず、安定した資産形成が可能
- 管理の手間が少なく、忙しい人でも実践しやすい
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3. 投資信託の選び方
新NISAで長期ほったらかし積立を行う際には、以下のポイントを考慮して投資信託を選びましょう。
- 運用実績:過去のパフォーマンスを確認し、安定した成長を見込めるかを判断
- 手数料:購入時手数料や信託報酬など、コスト面も重要なポイント
- 投資対象:国内外の株式や債券、リートなど、分散投資を行うことでリスクを軽減
4. おすすめの投資信託10選
銘柄名 | 特徴 |
---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式 | 低コストで全世界の株式に分散投資が可能 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国市場に特化し、長期的な成長が期待できる |
三菱UFJ国際投信・つみたて先進国株式 | 先進国株式に広く分散投資ができる |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | 低コストで外国株式に分散投資 |
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | ハイテク株中心のNASDAQ100に投資 |
野村インデックスファンド・TOPIX | 日本の株式市場全体に投資 |
ひふみプラス | 日本株を中心に成長が期待できる個別株に投資 |
DCニッセイ外国株式インデックス | 低コストで安定した成長が期待できる外国株式に投資 |
たわらノーロード 先進国株式 | 先進国株式に分散投資し、コストパフォーマンスが高い |
iShares MSCI ACWI ETF | 全世界の株式市場に広く分散投資が可能 |
eMAXIS Slim 全世界株式
運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
信託報酬:年率0.05775%
概要: eMAXIS Slim 全世界株式は、全世界の株式市場に幅広く分散投資することを目的としたインデックスファンドです。このファンドはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)をベンチマークとしており、低コストで広範な地域の株式に投資することができます。これにより、リスク分散を図りながら、長期的な資産成長を目指します。
特徴:
- 低コスト:信託報酬が非常に低く、投資コストを抑えることができます。
- 分散投資:全世界の株式市場に投資するため、一つの国や地域に偏るリスクを軽減できます。
- 長期投資向き:低コストと広範な分散投資により、長期的な資産形成に適しています。
メリット:
- 手軽に全世界に投資:初心者でも簡単に全世界の株式市場に投資が可能。
- 安定した運用:広範な分散投資により、個別の株式リスクを軽減。
- 低コスト:運用コストが低いため、リターンが高くなりやすい。
投資対象地域:
- 先進国:米国、日本、欧州などの先進国株式。
- 新興国:中国、インドなどの新興国株式。
運用実績:
長期的に見ると、MSCI ACWIのベンチマークに沿った運用実績を誇り、世界経済の成長に連動したリターンが期待できます。リーマンショックやコロナショックなどの市場変動期でも、広範な分散投資の効果が発揮され、比較的安定したパフォーマンスを維持しています。
投資に対しての注意点:
- 為替リスク:外貨建ての資産に投資するため、為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 市場リスク:全世界の株式市場に投資するため、グローバルな経済環境の影響を受けます。
eMAXIS Slim 全世界株式は、長期的な資産形成を目指す投資家にとって、コストパフォーマンスが高く、リスク分散に優れた選択肢です。初心者から経験豊富な投資家まで、幅広いニーズに応えるファンドと言えるでしょう。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
信託報酬:年率0.09372%
概要: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動するインデックスファンドです。S&P500は、米国の主要500社の株式で構成されており、米国経済の動向を反映します。このファンドは、低コストで米国市場に幅広く投資することができ、長期的な資産成長を目指します。
特徴:
- 低コスト:信託報酬が非常に低く、運用コストを抑えることができます。
- 米国市場に特化:米国の主要企業に投資するため、高成長が期待できます。
- 分散投資:S&P500指数に連動しており、幅広い企業に分散投資が可能です。
メリット:
- 高い成長性:米国経済の成長に連動するため、長期的な資産成長が期待できます。
- 低コスト運用:信託報酬が低いため、投資家の利益を最大化できます。
- 安定したリターン:S&P500指数に連動しているため、安定したパフォーマンスが見込めます。
運用実績:
- S&P500指数の長期的な成長に連動しており、過去数十年間にわたって高いリターンを実現しています。特に、テクノロジー企業の成長が米国市場全体を牽引しており、このファンドのパフォーマンスも向上しています。
投資に対しての注意点:
- 為替リスク:外貨建ての資産に投資するため、為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 市場リスク:米国市場全体の動向に影響を受けるため、市場の下落時には元本割れのリスクがあります。
具体例:
- Apple:テクノロジー業界のリーダーであり、S&P500指数において大きな割合を占めています。
- Microsoft:安定した成長を続けるソフトウェア企業であり、長期的な投資に適しています。
- Amazon:急成長を続けるオンライン小売業のリーダーであり、高成長が期待されます。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、低コストで米国の主要企業に幅広く投資することができるため、長期的な資産形成を目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。信託報酬が低く、運用コストを抑えつつ高成長を期待できる点が特徴です。
三菱UFJ国際投信・つみたて先進国株式
ニッセイ外国株式インデックスファンド
運用会社:ニッセイアセットマネジメント
信託報酬:年率0.1023%
概要: ニッセイ外国株式インデックスファンドは、先進国の株式市場に広範囲に分散投資するインデックスファンドです。このファンドはMSCIコクサイ・インデックスをベンチマークとしており、低コストで安定した運用を目指しています。
特徴:
- 低コスト:信託報酬が非常に低く、運用コストを抑えられます。
- 分散投資:先進国の幅広い株式市場に投資し、リスク分散を図ります。
- 長期投資向け:安定した成長を期待し、長期的な資産形成に適しています。
メリット:
- 手軽に先進国に投資:初心者でも簡単に先進国株式市場に投資可能。
- 安定した運用:広範な分散投資で個別株リスクを軽減。
- 低コスト:運用コストが低いため、投資効率が高くなります。
投資対象地域:
- 先進国:米国、日本、欧州などの主要先進国株式。
運用実績:
MSCIコクサイ・インデックスに連動しており、先進国経済の成長に合わせたリターンが期待できます。これまでの運用実績は安定しており、長期的な資産成長を支援します。
投資に際しての注意点:
- 為替リスク:外貨建て資産に投資するため、為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 市場リスク:先進国市場全体の動向に左右され、市場の下落時には元本割れのリスクがあります。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、長期的な資産形成を目指す投資家にとって、低コストでリスク分散に優れた選択肢です。初心者から経験豊富な投資家まで幅広いニーズに応えます。
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
運用会社:大和アセットマネジメント
信託報酬:年率0.495%
概要: iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、米国のNASDAQ100指数に連動するインデックスファンドです。NASDAQ100は、テクノロジー関連企業を中心とした米国の主要100社で構成されており、高成長が期待される企業が多く含まれています。
特徴:
- 高成長性:テクノロジー企業を中心としたNASDAQ100指数に連動し、成長性が高い。
- 低コスト:信託報酬が比較的低く、運用コストを抑えることができる。
- 分散投資:米国の主要テクノロジー企業に幅広く分散投資が可能。
メリット:
- 成長市場への投資:テクノロジー分野で高い成長が期待できる企業に投資できる。
- 分散リスク:100社に分散投資することで、リスクを軽減。
- 安定した運用:NASDAQ100指数に連動し、安定した運用成績が期待できる。
投資企業対象例:
- Apple:世界をリードするテクノロジー企業。
- Microsoft:クラウドサービスとソフトウェアのリーダー。
- Amazon:オンライン小売とクラウドコンピューティングの巨人。
投資に際しての注意点:
- 為替リスク:外貨建て資産に投資するため、為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 市場リスク:テクノロジー分野の特定市場リスクに左右される可能性があります。
iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、成長性の高い米国のテクノロジー企業に投資することで、長期的な資産形成を目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。信託報酬が比較的低く、運用コストを抑えながら高リターンを狙うことができます。
野村インデックスファンド・TOPIX
運用会社:野村アセットマネジメント
信託報酬:年率0.154%
概要: 野村インデックスファンド・TOPIXは、日本の株式市場全体をカバーするTOPIX(東証株価指数)に連動するインデックスファンドです。TOPIXは、東京証券取引所に上場している全銘柄で構成されており、日本経済全体の動向を反映しています。
特徴:
- 低コスト:信託報酬が比較的低く、運用コストを抑えることができます。
- 分散投資:日本の全産業に幅広く投資が可能。
- 安定した成長:日本経済全体の成長に連動した運用が期待できる。
メリット:
- 手軽に日本全体に投資:初心者でも日本の株式市場全体に投資が可能。
- リスク分散:多様な銘柄に投資することで、リスクを軽減。
- 低コスト運用:信託報酬が低いため、投資効率が高くなります。
投資対象:
- 日本国内企業:製造業、サービス業、金融業など、幅広い業種の企業に分散投資。
投資に際しての注意点:
- 国内市場リスク:日本の経済状況や政治的な変動に影響を受ける可能性があります。
- 為替リスク:円建て資産に投資するため、為替変動の影響を受けることはありませんが、海外投資とのリスク分散が限られます。
具体例:
- トヨタ自動車:世界的な自動車メーカーであり、日本経済を代表する企業。
- ソニーグループ:エレクトロニクスからエンターテインメントまで、多岐にわたる事業を展開する企業。
野村インデックスファンド・TOPIXは、日本経済全体に分散投資し、安定した成長を目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。低コストで運用が可能なため、長期的な資産形成に適しています。
ひふみプラス
運用会社:レオス・キャピタルワークス
信託報酬:年率1.078%
概要: ひふみプラスは、主に日本の成長企業に投資するアクティブファンドです。中小型株を中心に成長が期待できる企業を選定し、積極的に投資することで、高いリターンを目指します。日本市場だけでなく、一部海外の成長株にも投資することがあります。
特徴:
- 高い成長性:成長企業に特化した投資戦略。
- アクティブ運用:運用チームが市場を精査し、銘柄選定を行う。
- 分散投資:国内外の成長株に投資することで、リスク分散を図る。
メリット:
- 成長企業への投資:高い成長が期待できる企業に投資できる。
- プロの運用:経験豊富な運用チームが投資戦略を策定。
- 柔軟な投資:市場環境に応じて、投資先を柔軟に変更できる。
投資対象企業例:
- M3:医療情報サービスの提供で成長中。
- キーエンス:自動化機器のリーディングカンパニー。
- ソフトバンクグループ:多岐にわたる事業を展開し、成長が期待される。
投資に際しての注意点:
- 市場リスク:株式市場全体の変動に影響を受ける可能性があります。
- アクティブ運用リスク:運用チームの判断により、運用成果が異なる場合があります。
ひふみプラスは、高成長が期待できる企業への投資を通じて、高リターンを目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。信託報酬はやや高めですが、アクティブ運用のメリットを活かし、成長企業への投資を実現します。
DCニッセイ外国株式インデックス
運用会社:ニッセイアセットマネジメント
信託報酬:年率0.1023%
概要: DCニッセイ外国株式インデックスは、先進国の株式市場に分散投資するインデックスファンドです。MSCIコクサイ・インデックスをベンチマークとしており、低コストで広範な地域の株式に投資することができます。これにより、リスク分散を図りながら、長期的な資産成長を目指します。
特徴:
- 低コスト:信託報酬が非常に低く、運用コストを抑えることができます。
- 分散投資:先進国の株式市場に幅広く分散投資が可能です。
- 長期投資向き:低コストと広範な分散投資により、長期的な資産形成に適しています。
メリット:
- 手軽に先進国に投資:初心者でも簡単に先進国の株式市場に投資が可能。
- 安定した運用:広範な分散投資により、個別の株式リスクを軽減。
- 低コスト:運用コストが低いため、リターンが高くなりやすい。
投資対象地域:
- 先進国:米国、日本、欧州などの主要な先進国株式。
投資に際しての注意点:
- 為替リスク:外貨建ての資産に投資するため、為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 市場リスク:先進国市場全体の動向に影響を受けるため、市場の下落時には元本割れのリスクがあります。
DCニッセイ外国株式インデックスは、長期的な資産形成を目指す投資家にとって、低コストでリスク分散に優れた選択肢です。初心者から経験豊富な投資家まで、幅広いニーズに応えるファンドと言えるでしょう。
たわらノーロード 先進国株式
運用会社:アセットマネジメントOne
信託報酬:年率0.1023%
概要: たわらノーロード 先進国株式は、先進国の株式市場に広範囲に分散投資するインデックスファンドです。MSCIコクサイ・インデックスをベンチマークとしており、低コストで安定した運用を目指しています。
特徴:
- 低コスト:信託報酬が非常に低く、運用コストを抑えられます。
- 分散投資:先進国の幅広い株式市場に投資し、リスク分散を図ります。
- 長期投資向け:安定した成長を期待し、長期的な資産形成に適しています。
メリット:
- 手軽に先進国に投資:初心者でも簡単に先進国株式市場に投資可能。
- 安定した運用:広範な分散投資で個別株リスクを軽減。
- 低コスト:運用コストが低いため、投資効率が高くなります。
投資対象地域:
- 先進国:米国、日本、欧州などの主要先進国株式。
投資に際しての注意点:
- 為替リスク:外貨建て資産に投資するため、為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 市場リスク:先進国市場全体の動向に左右され、市場の下落時には元本割れのリスクがあります。
たわらノーロード 先進国株式は、長期的な資産形成を目指す投資家にとって、低コストでリスク分散に優れた選択肢です。初心者から経験豊富な投資家まで幅広いニーズに応えます。
iShares MSCI ACWI ETF
運用会社:ブラックロック
信託報酬:年率0.32%
概要: iShares MSCI ACWI ETFは、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)に連動するETFで、先進国と新興国の株式市場に幅広く投資することを目的としています。これにより、グローバルな分散投資が可能です。
特徴:
- グローバル分散投資:世界中の株式市場に投資し、リスク分散を図ります。
- 低コスト:信託報酬が比較的低く、運用コストを抑えることができます。
- 長期投資向け:幅広い地域に投資することで、長期的な資産成長を目指します。
メリット:
- グローバルな市場カバレッジ:先進国から新興国まで、幅広い地域に投資が可能。
- 安定した運用:MSCI ACWIに連動しており、安定したパフォーマンスが期待できます。
- 低コスト運用:信託報酬が比較的低いため、投資効率が高くなります。
投資対象地域:
- 先進国:米国、日本、欧州など。
- 新興国:中国、インド、ブラジルなど。
投資に際しての注意点:
- 為替リスク:外貨建ての資産に投資するため、為替変動の影響を受ける可能性があります。
- 市場リスク:世界全体の株式市場に投資するため、グローバルな経済状況の影響を受けます。
iShares MSCI ACWI ETFは、世界中の株式市場に分散投資することで、リスクを抑えながら長期的な資産成長を目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。信託報酬が比較的低く、広範な分散投資が可能である点が特徴です。
5. 新NISAでの投資信託の管理方法
新NISAで投資信託を管理する際には、以下の点に注意してください。
- 定期的な見直し:投資状況を定期的に確認し、必要に応じてリバランスを行う
- 手数料の確認:信託報酬などの手数料が低い銘柄を選び、コストを抑える
- 分散投資:複数の投資信託を組み合わせ、リスクを分散する
6. まとめ
新NISAでの長期ほったらかし積立は、複利効果を最大限に活用し、安定した資産形成を目指す方法です。適切な投資信託を選び、計画的に投資を続けることで、将来的な経済的安定を実現することができます。今回紹介した銘柄を参考にし、自分に合った投資信託を選んでみてください。
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