高校生が叔父を毒入り味噌汁で殺害未遂|いびきで殺意はわくのか?

先日このようなニュースを見ました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250901/k10014909711000.html

簡単にニュースをまとめると

  • 男子高校生が同居していた叔父に毒入り(キョウチクトウ)の味噌汁を食べさせようとした
  • 叔父は気がついて吐き出した
  • 原因は叔父のいびきがうるさいこと
  • この男子高校生は女性2人の肩を金槌で殴って逮捕されていた

ということです。

なんとも恐ろしい事件ですが、この事件で思ったのは

”果たしていびきで殺意はわくのか?”

ということです。

特に普段からいびきをかいてる人の中には同じような想像をした人もいたのではないでしょうか?

早速調べていってみることにします。

Yahoo知恵袋でいびきで殺意が湧いたことがある人を検索

まずはYahoo 知恵袋で検索してみました。

はい、めっちゃ出てきました(笑

例えばですが

毎晩、旦那のいびきで殺意さえ感じます。いびき止めの鼻に貼るやつをつけてもだめです。別の部屋に寝る場所もありません。
なにか好い方法はありませんか?

参照元 Yahoo知恵袋

このような感じですね。もちろん殺意というのは大げさに言ったという方が大半だとは思いますが…

それでもなかなか恐ろしいです。

ちなみにこれに対する回答がこちら

イビキのうるささと、腹立たしさで眠れないのではないかとお察しします。

イビキや無呼吸は、寝ている間に気道が狭くなったり塞がれて、そこへ無理して空気を通そうとするために、
のど(正確に言うと、咽頭。鼻から食道に続く部分)が振動しておこります。
気道をふさがないように眠る手っ取り早い方法は、横向き寝です。
抱き枕などを活用して、横向きに寝るようにすると良いと思います。
すぐに出来るので、効果があるかどうか試してみてはどうでしょうか?

横向きならイビキがでないのに、どうしても寝返りしてしまう場合、自然に横向き寝が出来る枕もあります。
わざわざオーダーメイドしなくても、この枕なら、その日の体調などに合わせて自由に高さを調節できます。

中央を風船のように自分で膨らませて山を作り、いつの間にか上向きになってしまうのを防ぎます。
それでも改善しないようなら、原因を調べてたりするために病院に行かれてもいいかと思います。
病院は、まずは、耳鼻科で。
そこできちんと対処してもらえるようならいいのですが、無理であれば、
いびき外来などがあり、無呼吸症候群などについて心得ているお医者様のいる病院の受診が良いと思います。

枕オススメされてますね(笑

ちなみに殺意とまではいかなくてもパートナーや家族のいびきが気になるという質問は知恵袋の中だけでもかなりの数でした。

やっぱりいびきに悩んでる人はとても多いんですね。

X(元Twitter)でも調べてみた

ではXではどうでしょうか?

こちらもかなりの数の投稿がありますね。

 

もちろんみんなが同じように殺意を抱くわけではないですし、書き込みを見ると必ずしもいびきだけが原因ではない感じもしますが、やはり睡眠に影響が出てくるレベルのいびきは相手に迷惑になることが多いというのがわかりました。

いびきをかかないようにするには?

この記事を読んでくださってる方の多くが

  • 自分がいびきをかいてパートナーや家族に殺意を抱かれてないか心配
  • パートナーのいびきがうるさすぎるけど他の人達はどうしてるんだろ?

という思いなのではないだろうかと思います。

いびきはできることならかかないに越したことはない、というのが私の考えです。

いびきはひどくなると睡眠時無呼吸症候群を引き起こします。

睡眠時無呼吸症候群は気が付かないうちに命にも関わってくるようなちゃんとした病気です。

こうなってくると殺意とかどうとかいう話ではなく命が危険です。

きちんと対処をしていったほうがいいですし、パートナーがいびきをかく人、呼吸が止まる人はまずは病院にいってみることをおすすめしますが…

ここでは家庭でもできるような治療法についても紹介しておきますね。

家庭でできるいびき、睡眠時無呼吸症候群の改善方法

その1 ダイエット

体重を10%減らすことで、睡眠時無呼吸症候群の重症度を約25〜31%改善できるという研究結果があります。

具体的には、ダイエットや運動によって減少した「舌や首周りの脂肪」が気道閉塞の原因を軽減することで、いびきや呼吸停止の頻度が減少するというメカニズムです。

さらに、1kgの体重減少につき、AHI(無呼吸低呼吸指数)が平均0.68〜0.78改善するという長期的観察研究も報告されています。また、非常に大きな体重減少(10kg前後)では、OSAが寛解するケースも報告されています

減量は単なる体重コントロールにとどまらず、長期的な睡眠時無呼吸症候群の治療効果としても医学的に裏付けられている有効な介入法です。

舌の運動

舌の筋力トレーニングは、いびきや睡眠時無呼吸を軽減するのに効果的として注目されています

とくに、「口腔咽頭エクササイズ」と呼ばれる口まわりや舌の筋肉を鍛える運動が有効で、スタンフォード大学らの研究では、軽・中等度の患者の約50%に改善効果が見られたと報告されています

実際のトレーニング方法としては、以下のようなシンプルな動作が推奨されています:

  • 舌を上顎に押し付けキープ(10秒×5回)

  • 舌を前に「べー」と突き出す

  • 舌先を上顎の歯の裏から後ろへ滑らせるスライド運動(5~10回)

また、「あいうべ体操」のように口を大きく動かす発声運動で、舌と口周りの筋力を強化する方法も知られており、口呼吸の改善なども期待されます

これらの運動は毎日10分程度、継続的に行うことが重要とされています。

軽度のSASやいびき改善を目的とする場合、自己判断で試してみる価値はありますが、重症例ではCPAP療法や整形外科的治療などと組み合わせて検討する必要があります

いびき軽減まくらやスプレーなどの活用

軽度~中度のいびきであれば市販されているいびき軽減枕や、イビキストなどのスプレーなどもある程度の効果があります(個人差あり)

私が実際に使ったり使ってる人の感想を聞いたりしてオススメできるアイテムが

  • 枕(横寝を自然と促してくれる枕、仰向けより横向きがいびきかきにくい)
  • スプレー(天然オイルで口~喉をコーティングしてくれる)

この2つです。他にもいろんなアイテムがありますが

  • いびき防止テープ(口に貼って鼻呼吸を促進するもの、寝てる間に剥がす確率高い)
  • 鼻に貼るテープ(鼻の空間を広げるものですが、私は全く効果なし)

という感じでした。

効果は人それぞれだとは思うので試してみる価値はあると思います。

あなたがいびきに迷惑しているパートナーの場合は耳栓が一番効果あるかもしれないです(笑

それでもダメな場合は一度病院へ

いびきが酷かったり呼吸が止まったりしてる場合は一度病院に行ってきちんと検査することをオススメします。

簡易検査や半日入院して症状を詳しく調べる検査を行い、適切な治療を受けたほうがいいです。

私もそうだったのですが、自分が思ってるよりも重症な場合もあると思います。

睡眠時無呼吸症候群の状態が長年続くと体に負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞の確率がぐっと上がるという研究結果も出ています。

なんかかっこ悪いとかいびきくらいで病院とか行きたくないという気持ちはわかります(私もそうでした)。

しかしほんとに命に関わることなので病院で一度見てもらいましょう。

以下に地域別でオススメの病院を挙げておきますので良かったら参考にしてください。

東京でオススメのいびき治療クリニック

大阪でオススメのいびき治療クリニック

名古屋でオススメのいびき治療クリニック

福岡でオススメのいびき治療クリニック

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