アップルウォッチで睡眠時無呼吸症候群はわかる?通知と受診の目安

こんにちは、ねむケアラボ編集部です。

Apple Watchに睡眠時無呼吸の可能性を知らせる通知が届いたら、「普段どおり眠っているのに、どうして?」と感じるかもしれません。

眠っている間の呼吸は、自分ではなかなか気づけないものです。

私も30代後半に妻から「寝ているときに呼吸が止まっているよ」と言われたのが始まりでした。

その後に受けた睡眠検査では、無呼吸と低呼吸が1時間あたり合わせて60回。重症の睡眠時無呼吸症候群と診断され、CPAP治療を始めました。

Apple Watchには、こうした睡眠中の異変に気づくきっかけとなる機能があります。

この記事では、対応機種や設定、呼吸の乱れの見方から、通知が届いた後に病院で何を調べるのかまでお伝えします。

この記事でわかること
  • 睡眠時無呼吸の通知でわかることと測定の仕組み
  • 対応するApple Watchと利用に必要な条件
  • 通知の設定方法と呼吸の乱れの見方
  • 通知後に受診する診療科と睡眠検査の内容

 

Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知の要点
確認したいこと記事の要点
わかること睡眠中の呼吸の乱れから、中等度〜重度の睡眠時無呼吸の兆候を知らせる
対応機種Apple Watch Series 9以降・Ultra 2以降・SE 3
利用対象睡眠時無呼吸と診断されていない18歳以上
必要な記録30日間で少なくとも10日間、装着して就寝。通知の分析は30日ごと
確認するアプリiPhone標準のヘルスケアアプリ
通知後の行動PDFレポートを保存し、睡眠時無呼吸に対応する医療機関を受診する

対応機種・設定に関する情報は、2026年10月19日に確認したAppleの案内に基づきます。

アップルウォッチと睡眠時無呼吸症候群

最初に押さえたいのは、この機能が何を見て、何を知らせるのかです。

睡眠時間やいびきの録音とは役割が異なります。

睡眠時無呼吸はチェックできる?

Apple Watchでは、対応機種を着けて眠ることで、睡眠時無呼吸の兆候をチェックできます。

機能の名前は「睡眠時無呼吸の通知」。睡眠中の呼吸パターンを調べ、中等度から重度の睡眠時無呼吸を示す傾向が続いた場合に知らせるものです。

病名を確定する機能ではなく、医療機関で検査を受けるきっかけになる機能と考えると、役割がわかると思います。

病院に行くほどのことだと思っていなかった人にも、眠っている間の呼吸に目を向ける機会ができます。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりすることに関連して、眠気などの症状を生じる病気です。

いびきが出る人も多いのですが、本人は眠っているので、夜間の様子を説明できないこともあります。

一人暮らしでいびきを指摘してくれる人がいない場合や、家族と別室で眠っている場合にも、手首の記録を日々残せる点には意味があります。自覚症状だけを頼りにしていたところへ、別の手がかりが加わるわけです。

手首の動きから呼吸を調べる

測定に使うのはApple Watchの加速度センサーです。

呼吸に伴って手首に伝わる微細な動きを捉え、睡眠中の呼吸の乱れを推定します。

喉の近くにマイクを置いて、いびきの大きさだけを判定する仕組みではありません。

このため、静かに眠っているように見える夜でも記録の対象になります。

一方、いびきを録音するアプリでは、音がいつ出たか、どのような音だったかを振り返れます。同じ睡眠を扱う機能でも、集めている情報が違うのです。

Apple Watchの呼吸の乱れは、飲酒や上気道の病気、一部の薬などの影響を受けることもあります。

グラフを見返すときに「この日はお酒を飲んだ」「鼻づまりがあった」と思い出せると、診察でもその日の状況を伝えられます。

毎日の体調を細かく採点するというより、気になる変化が続いていないかを振り返る。

そのくらいの付き合い方が、日常で無理なく続くのではないかなと思います。

呼吸数や血中酸素とは何が違う?

ヘルスケアアプリには呼吸数など、似た名前の項目もあります。

睡眠時の呼吸数は、1分間に何回呼吸したかを示すものです。呼吸の乱れは呼吸パターンの乱れに関する指標なので、同じ数字として読むことはできません。

また、睡眠時無呼吸の通知は、血中酸素ウェルネスの測定値をそのまま通知に置き換える機能でもありません。

通知機能が使うのは加速度センサーによる情報です。血中酸素を測れるかどうかだけで、対応機種を判断しないようにしましょう。

「酸素の値が低かったから通知が届いた」「呼吸数が正常だったから無呼吸はない」と、別の項目を一つにつなげると読み違いにつながります。画面を見る際は、まず項目名を確認するのが出発点です。

確認するのは「睡眠時無呼吸の通知」と「呼吸の乱れ」です。睡眠時間、睡眠ステージ、呼吸数、血中酸素は、それぞれ別の情報として見ます。

測定の精度はどう考える?

精度については、「病気のある人をどれくらい見つけるか」と「対象ではない人にどれくらい通知を出さないか」を分けて考えます。

この二つは別の指標で、どちらか一つを取り上げて、個人の診断が何%正しいと言うことはできません。

Appleは、医療用の検査との比較を含む検証を行っています。

ただ、通知の対象はあくまで中等度から重度の兆候です。軽い無呼吸まで漏れなく見つけることや、一晩ごとの無呼吸の回数を正確に数えることを目的とした機能ではありません。

実際に使ううえでは、「通知が届いたら検査につなげる」という使い方が大切です。

症状があるのに通知が来ない場合は、その症状を受診の理由にして構いません。時計から何か言われるまで待つ必要はないですよ。

アップルウォッチと睡眠時無呼吸症候群の対応機種

使い始める前に、手元のモデルと利用条件を確認しましょう。

同じApple Watchでも、睡眠を記録できることと、この通知に対応していることは別です。

対応機種とSEシリーズの違い

Appleが案内する対応モデルは、Series 9以降、Ultra 2以降、SE 3です。「SEだから使えない」という古い説明を見かけることがありますが、SE 3は対象に含まれています。

SEシリーズは世代まで確かめてください。

睡眠時無呼吸の通知に対応するモデル
シリーズ対応するモデル対象外のモデル
SeriesSeries 9以降Series 8以前
UltraUltra 2以降初代Ultra
SESE 3SE第1世代・SE第2世代

購入済みの時計なら、箱や購入履歴、iPhoneのWatchアプリなどでモデル名を確認できます。

家族から譲ってもらった場合は、見た目だけで世代を決めず、製品名を確かめておくと手戻りがありません。

これから購入する方は、時計本体に加えて、ペアリングするiPhoneの対応条件も見る必要があります。

通知機能だけが目的なら、まず今の機器で使えるかを確認すれば十分。すでにいびきや呼吸停止が気になっているなら、買い替えを待たずに病院で相談できます。

日本で使うために必要な条件

睡眠時無呼吸の通知は、日本でも利用できる機能です。

対応するApple WatchとiPhoneを用意し、それぞれのwatchOSとiOSを最新バージョンに更新します。

次に「睡眠」を設定し、「Apple Watchで睡眠時間を記録」を有効にします。

利用を想定しているのは、睡眠時無呼吸と診断されていない18歳以上の人です。

すでに診断を受けている方の治療管理や、子どもの無呼吸の判定に使うものではありません。家族用に設定するときも、この条件を確認してください。

海外の記事や以前の紹介記事では、利用地域や対応機種の記載が現在と異なる場合があります。

設定項目が見当たらないときは、「日本では使えない」と決めつけず、モデルと更新状況から確認するのがよいと思います。

アプリは無料?追加購入は必要?

標準の睡眠時無呼吸の通知を使うために、専用の有料アプリを購入する必要はありません。

設定や結果の確認に使うのは、iPhoneに標準で搭載されているヘルスケアアプリです。通知の利用に別途アプリの月額契約を結ぶ必要もありません。

App Storeには、睡眠分析やいびき録音を行うアプリもあります。

追加のグラフや音の記録が欲しい場合には別の選択肢になりますが、それらのアプリの点数とApple標準の通知は区別してください。

特に、iPhoneだけで使う録音アプリを入れても、Apple Watchの加速度センサーによる測定と同じものにはなりません。

「無料アプリを探す前に、標準機能を設定する」。対応機種を持っているなら、ここから始めれば大丈夫です。

アップルウォッチで睡眠時無呼吸症候群を確認

設定が終わったら、就寝時に時計を着けて記録します。

ここでは、操作する場所と、データを見るときのポイントを順番に説明します。

睡眠時無呼吸の通知の設定方法

設定はiPhoneのヘルスケアアプリから行います。時

計を買っただけで準備がすべて終わるわけではないので、通知の設定画面まで一度進んでおきましょう。

  1. iPhoneでヘルスケアアプリを開きます
  2. 「ブラウズ」から「呼吸」を開きます
  3. 「睡眠時無呼吸の通知」の「設定」をタップします
  4. 年齢や診断歴など、画面に表示される項目を確認して設定を完了します

別の入口として、ヘルスケアアプリ右上の写真やイニシャルから「ヘルスケアチェックリスト」を開き、睡眠時無呼吸の通知を設定する方法もあります。

表示の違いで迷ったときは、この入口も確認してみてください。

あわせて、睡眠の設定と睡眠時間の記録が有効になっているかを見ます。普段は外して眠っている方なら、入浴中や就寝前に充電を済ませるなど、夜に着けられる時間をつくっておくと続けられます。

(出典:Appleサポート「Apple Watchの睡眠時無呼吸の通知」)

何日着けると通知が届く?

必要なのは、30日間のうち少なくとも10日間、Apple Watchを着けて眠ることです。

通知のためのデータは30日ごとに分析されます。10日分の記録がそろった瞬間に、必ず通知が来るという意味ではありません。

また、記録を続ければ全員に何らかの判定通知が届くわけでもありません。

対象となる呼吸の乱れの傾向が見つかったときに通知する仕組みです。毎朝の呼吸の乱れの表示と、一定期間を分析した通知は分けて考えましょう。

着け忘れた夜があっても、翌日からまた記録を続ければよいので、完璧を目指さなくて大丈夫です。

途中で充電が切れた日なども含め、実際に睡眠のデータが残っているかをヘルスケアアプリで確認してください。

呼吸の乱れの見方と確認場所

データを見るときは、ヘルスケアアプリの「ブラウズ」から「呼吸」を開き、「呼吸の乱れ」を選びます。

前夜の評価だけでなく、期間を切り替えて傾向を見ることができます。

評価は「高い」と「高くない」に分かれます。

まず見てほしいのは、どちらの日が続いているかという点です。一晩だけを切り取るより、複数日の変化と体調を一緒に振り返ると、気になっていることを言葉にできます。

例えば、平日は気にならなかったのに、飲酒した週末に高い日が重なったとします。

その場合は「週末に高い日があり、その日は飲酒していた」と、そのままメモに残せば十分。自分で原因を一つに決める必要はありません。

グラフの数字を見て、病院の無呼吸・低呼吸指数であるAHIに読み替えるのは避けましょう。

Apple Watchの呼吸の乱れとAHIは異なる指標です。何回呼吸が止まったか、どの程度の病気かは、睡眠検査の結果で確認します。

表示されないときの確認項目

「設定できない」と「設定できたけれど記録がない」とでは、確認する場所が違います。

設定自体が出ない場合は対応機種、OSの更新、年齢や診断歴などの利用条件を見ます。

記録が残っていない場合は、睡眠時間の記録が有効か、就寝時に時計を着けていたか、バッテリーが切れていなかったかを確認してください。

バンドが緩んで時計の背面が手首から浮いていないかも、普段の装着状態を見直すポイントです。

データはあるのに通知が来ない場合は、30日ごとの分析と、必要な記録日数を思い出してください。

毎日の結果が見えることと、睡眠時無呼吸の可能性を知らせる条件がそろうことは別です。

ペアリングしていない別のiPhoneを見ている場合にも注意が必要です。

Appleは、ペアリング先のメインのiPhoneでロック解除と分析が済むまで通知が遅れることがあると案内しています。まず、普段時計と使っているiPhoneで確認しましょう。

アップルウォッチと睡眠時無呼吸症候群の受診

通知が届いたら、是非一度病院で検査を受けて下さい。

何科を選ぶか、何を持参するかがわかると、予約の電話もかけやすくなると思います。

通知が届いたら何科に行く?

受診先は、睡眠時無呼吸症候群に対応する呼吸器内科、睡眠外来、耳鼻咽喉科、内科などです。

近くの医療機関の診療案内で「睡眠時無呼吸」「SAS」「簡易睡眠検査」といった記載を探すと、相談先が見つかります。

予約時は「Apple Watchで睡眠時無呼吸の可能性という通知が届きました。

睡眠検査の相談はできますか」と伝えれば大丈夫です。すでに高血圧などで通院しているなら、かかりつけの先生に通知を見せる方法もあります。

初診でいきなり治療法を決める必要はありません。

いびきや眠気、持病などを聞いたうえで、医師が必要な検査を選びます。通知を受け取ったという理由だけで、必ずCPAPになるわけではないですよ。

日中に眠気があり、仕事や運転に影響している場合は、その点も予約時や診察で伝えてください。

眠くて運転を続けられないときは、運転を控え、移動方法を変えることが必要です。

当サイトでも地域別のオススメクリニックを紹介しています。

まだ全ての地域についてかけているわけではありませんが、右のサイドバーからあなたのお住まいの地域を検索してみて下さい。

https://mover.co.jp/ibiki/category/area/

PDFと症状のメモを持参する

通知を受け取った場合は、ヘルスケアアプリから詳細を開き、「PDFとして書き出す」でレポートを保存できます。

スマートフォンで見せるか、必要に応じて印刷して持参すると、記録を共有できます。

診察では、通知が届いた日だけでなく、普段の睡眠についても聞かれます。

「いつからいびきを指摘されるか」「夜に息苦しくて起きるか」「何時間寝ても眠気が残るか」を、短くメモしておきましょう。

飲んでいる薬や持病、飲酒習慣も診療の参考になります。

家族から「途中でいびきが止まり、その後に大きく息を吸う」と言われているなら、その言葉のまま伝えてください。専門用語に言い換える必要はありません。

私は最初、妻に呼吸停止を指摘されても、自分では睡眠時無呼吸症候群に罹っているという実感がありませんでした。

本人の感覚と、周りから見た眠っている様子が違うこともあります。Apple Watchの記録に家族の気づきが加わると、夜間の状況を伝える材料になります。

病院の睡眠検査で調べること

病院では、携帯型の装置を使う簡易検査や、PSGと呼ばれる詳しい睡眠検査で呼吸の状態を評価します。

自宅で行う検査から始める場合もあり、全員が最初から入院するわけではありません。

簡易検査では、鼻の空気の流れや血中酸素などを、小型の機器で記録します。

PSGでは、これらに加えて脳波や眼球の動きなども調べ、眠りの状態と呼吸の関係を詳しく見ます。必要な検査は、症状や診察、初回の検査結果によって変わります。

Apple Watchと医療機関の検査の違い
方法主に確認すること役割
Apple Watch手首の動きから推定する呼吸の乱れ受診につながる兆候を知らせる
簡易検査気流、血中酸素など。項目は機器による睡眠中の呼吸障害を評価する
PSG呼吸や血中酸素に加え、脳波など睡眠と呼吸を詳しく評価する

費用を知りたい場合は、予約する医療機関に「自宅の簡易検査か、PSGか」「自己負担はいくらか」を尋ねると具体的です。

Apple Watchの購入費用と、病院で受ける検査の費用は別に考えます。

検査結果のAHIとは?

睡眠検査で説明を受ける数字の一つが、AHIという無呼吸・低呼吸指数です。

睡眠1時間あたりに、無呼吸と低呼吸が合わせて何回起きたかを表します。完全に呼吸が止まった回数だけを数えたものではありません。

成人の一般的な重症度区分では、AHIが5以上15未満なら軽症、15以上30未満なら中等症、30以上なら重症とされます。

診療では、眠気などの症状や持病、酸素の低下も含めて評価します。

私の検査結果はAHIが60でした。「寝ている間のことだからわからない」と思っていた状態が、検査で初めて数字になったわけです。ここまでの状態とは思っていなかったので、かなり驚きました。

簡易検査では、記録時間をもとにした別の指標が示される場合もあります。

結果を受け取ったら、数字だけ持ち帰らず「どの程度の状態ですか」「次に必要なことは何ですか」と聞いてみてください。

(出典:日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群」)

診断されたらどんな治療をする?

閉塞性の睡眠時無呼吸では、CPAPや治療用のマウスピースなどが選択肢になります。

CPAPは、マスクから圧力をかけた空気を送り、睡眠中に気道が塞がるのを防ぐ治療です。私も重症と診断された後に導入しました。

マウスピースは、下あごを前方に保つことで気道を確保する装置です。歯ぎしり用のものとは目的が違い、医科と歯科が連携して治療する場合があります。鼻や喉の状態によっては、その部分への治療が必要なこともあります。

肥満がある場合の減量や、寝る前の飲酒を控えることも治療に関わります。

何から取り組むかは検査結果で変わるので、まず自分の睡眠中に何が起きているのかを把握することから始めましょう。

通知がなくても受診したい症状

家族に呼吸が止まると指摘されたり、息苦しさで目が覚めたりする場合は、通知を待たずに受診してください。

いびきに加えて、朝の頭痛、日中の眠気、何度も夜中に起きるといった症状も、相談するときに伝えたい情報です。

私の場合、妻に指摘された時点ではあまり気に留めていませんでした。

その後、寝ている途中に苦しくなり、心臓がドキドキして目が覚めることが少しずつ増えました。

寝不足のような感覚も続き、ようやく呼吸器科を受診したのです。

そこで測った血圧は、上の値が180を超えていました。

これは私自身の経験ですが、「本人がそこまで困っていないから大丈夫」とは言えないと感じた出来事です。

いま振り返ると、最初の指摘を受けたときに検査を受けておけばよかったと思います。

◆ねむケアラボからのひとこと

Apple Watchの通知だけでなく、家族の「呼吸が止まっているよ」という言葉も、受診のきっかけになります。

自分で病名を決めなくていいので、気になった記録や症状を持って、一度睡眠中の呼吸を調べてみてください。

睡眠時無呼吸の通知のよくある質問

Q1. 呼吸の乱れが一晩だけ高くても病院に行くべきですか?

A. 一晩の「高い」という評価と、睡眠時無呼吸の可能性を知らせる通知は別です。ほかの日の傾向も見てください。すでに呼吸停止を指摘されていたり、夜間の息苦しさや日中の眠気があったりする場合は、その症状を理由に受診しましょう。

Q2. 通知が来ましたが、日中は眠くありません。受診は必要ですか?

A. はい。眠気の自覚が目立たない人にも睡眠時無呼吸はあります。通知のPDFを保存して、対応する医療機関を受診してください。「眠気は感じない」ということも、診察でそのまま伝えれば大丈夫です。

Q3. CPAPを使っています。Apple Watchで治療効果を確認できますか?

A. この通知機能は、すでに睡眠時無呼吸と診断された人の治療管理を目的としていません。CPAPの効果は、機器の記録や症状、必要な検査で確認します。時計の表示を理由に、CPAPを休んだり終了したりしないでください。

Q4. 子どものいびきにも使えますか?

A. 睡眠時無呼吸の通知は18歳以上を対象としています。子どもが習慣的にいびきをかいたり、呼吸が止まって見えたりする場合は、小児科や耳鼻咽喉科で相談してください。大人用の時計の評価を待つ必要はありません。

Q5. 時計を持っていなくても睡眠検査を受けられますか?

A. はい。Apple Watchの通知や記録は、受診の必須条件ではありません。いびき、呼吸停止の指摘、眠気などがあれば、そのまま相談できます。検査のために先に時計を購入する必要はありません。

アップルウォッチと睡眠時無呼吸症候群の対策

Apple Watchは、眠っている間の呼吸の乱れを記録し、これまで気づかなかった睡眠時無呼吸の兆候を知らせてくれます。

対応するのはSeries 9以降、Ultra 2以降、SE 3。ヘルスケアアプリで設定し、就寝時に装着して使います。

通知が届いたら、PDFと症状のメモを用意して、呼吸器内科や睡眠外来などで検査を受けましょう。

一方、家族から呼吸停止を指摘されている場合などは、通知の有無に関係なく相談して構いません。

私も、眠っている間のことだからと、最初は軽く考えていました。けれど検査を受けて初めて自分の状態がわかり、治療につながりました。時計が教えてくれた変化を、睡眠を見直すための一歩にしてもらえたらと思います。

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